東京で人気のパン屋と言えば、必ず名前のあがる365日。いつも食べてみたいと想いつつ、富ヶ谷、代々木公園、うーん、なかなか用事がないの。と想っていたら、渋谷東急東横店に販売に来てくれていました(7月18日まで)
ラッキー。東急の中ならどれだけ並んだっていい。
クロッカンショコラ 290円
まず365日と言えば、この姿が浮かびます。Instagramでも見ない日はない、このフォルム。
パティシエ出身のシェフ杉窪章匡さんならではの、見た目スイーツのようなパン。ココアパウダーを練りこんだブリオッシュ生地にショコラガナッシュと小さなボール型のチョコレートがぎっしり入っています。
ブリオッシュ生地はソフトで、ガナッシュクリームはビターなテイスト、そしてボールチョコレートはシリアルのようなサクサク食感。しっかりしたスポンジのケーキを食べているような感覚で美味しい。
そもそもパン屋さんとケーキ屋さんを分けていること自体、日本って特殊で、そこにも必然性を感じないんですよね。
シェフがこう話しているように、ここのヴィエノワズリーは、小ぶりで見た目ケーキのよう。最近はブーランジェリーパティスリーって増えてきたけど、確かにいまだに餅は餅屋的な意見もあったりする。でもほんと、境目なんて必要ないよね。
クロワッサン 230円
こちらのフォルムも新しい。ヤドカリ?みたいな形をしています。カルピス発酵バターを使用したクロワッサン。カルピス発酵バターって高いんですよねー。だからなのか、ミニクロワッサン程度の大きさでこの価格。一般的な大きさでつくったとしたら400円オーバーのクロワッサンになりそう。
この層を見てもわかる通り、相当に丁寧なお仕事っぷりです。小さいけれど、何層もの生地が詰まっていてそれでいてサクっと感も失わない。カルピスバターの質の高さはもちろんのこと、折り込み作業を丁寧にしているのだなーという印象をうけます。
まー、ちょっと高いけどね。
北海道食パン 400円
365日の食パンは三種類。店名のついた365日食パンは角食、もう一つの福岡食パンとこの北海道食パンが山型食パンになっています。
それぞれ使用している材料が違うのだけど今回は、北海道小麦粉に北海道バター、という1番リッチ系食パンにしてみました。
これが普通の食パン1本サイズかと思いきや、めちゃめちゃ小さい1本です。わかるかな、片手を広げた大きさで1本がおさまる。
普通の食パンの横幅が基準値の12.5cmとすると、半分の幅約6cmしかない。高級食パンやさんが1本という単位で売っている食パンの約半分か、それ以下の大きさです。それでこの価格なので、セントルザベーカリーや乃が美もびっくりの食パン。
でももちろん、バターたっぷりのデニッシュ生地に近い食パンは、甘くて香りも良くて、美味しいのです。
トーストしてバターの香りをうんと楽しんで食べるのがいい。小ぶりなサイズもこれほどのバター感なら、ちょうどよかったと思えます。
にしても、高いなー。
(本日2回目)
デイリーで購入するには、私にとっては高級過ぎました。
富ヶ谷あたりってどうして人気パン屋が終結しているんだろう。渋谷近辺なのに全く足が向かないエリア。オシャレさんたちのエリア、なイメージでなかなか行きにかったけれど、今度は実店舗に挑戦したいと思います。
365日
03-6804-7357
東京都渋谷区富ヶ谷1-6-12
7:00~19:00
モーニングセットは7:00~11:00(ラストオーダー)
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131810/13164031/
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