タイトルのまんまのお話です。
私はアイスコーヒーって好きじゃなかったのです。
これまでは。
コーヒーはやっぱりホットしかない。
と、半ば決めつけてたけれど、それはそれは美味しい水出しコーヒーを今お世話になっているロースターさんで教わってからその考えがまるで変わりました。
美味しいコールドブリューを淹れるには専用の機械が必要。とも思い込んでたのだけど、これも間違っていました。時間さえあれば、いつも通りのコーヒーグッズだけで、めちゃくちゃに美味しいコールドブリューが淹れられます。
まずは豆を挽きます。
細かさをいろいろ試したのだけど、結局中粗挽きに落ち着く。1回の抽出に豆は40g使います。
とにかく今コールドブリューにピッタリだというモカマタリの新豆。フルシティローストで焙煎してもらっています。
そこに水を500ml入れます。特別、水にこだわりはないのだけど、普段飲料に使用している常温のRO濾過水です。
ここからは数時間に1回コーヒーの粉と水を撹拌していきます。ここの部分は別にただ放置しておくだけでも大丈夫。だけど、撹拌を何回かすることでより均一にコーヒーが抽出されるみたい。
ここから待つこと約24時間。最後にネルフィルターで濾したら出来上がり。
時間が、かかりすぎと思われるかもしれないけれど、丸1日かけて抽出すると、しっかり濃くてあじわいのあるコーヒーが出来ます。スッキリ薄いものが好みの方はこんなに時間かけなくてもいいかも。
こうして淹れたコールドブリューは、外ではもう飲めないってくらい深い味わいなのに、まろやかで、雑味がなくて美味しい。
朝ホットコーヒーを飲んだ後に、前日から抽出していたコールドブリューを濾す。
その後すぐに新しく豆を挽いて新たに抽出を始めます。常温に置いておき、気がついた時に撹拌。就寝前に再度撹拌して冷蔵庫へ。朝ホットコーヒーを淹れ終わったら、濾して完成。
それを繰り返しているので、特別手間には感じません。撹拌が出来ない日もそれはそれで全く問題なし。帰宅してから就寝までの間に数回、かき混ぜます。
本当はこれがあると3~4時間で美味しいコールドブリューが出来るみたいだけど、これ以上グッズを増やすと置場所や収納に困るので、購入しませんでした。
それでも充分、というか、それ以上に美味しいコールドブリューが出来ます。もう外でアイスコーヒー、とか、水出しコーヒーとか、頼めなくなってしまった。家で飲むのが美味し過ぎて。だから家主はこれをポットに入れて持ち歩くようになりました。
コーヒー豆の消費量がものすごく多くなるけど、これほどまでに美味しいコールドブリューが飲めるなら全然OK。
普通にお湯で淹れた珈琲よりも、雑味がなくまろやかなのが特徴。コールドブリューを温めてホットで飲んでも美味しいのです。
なんか毎日お湯で淹れるホットコーヒーより美味しく感じたりするから不思議。普通アイスコーヒーって氷を淹れるけど、こうして作っておいたコールドブリューは氷要らないから、カラダを冷やしすぎることもない。いいことばかりです。
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