パティスリーのクオリティが想像以上だったし、店名もパティスリーのが先にきているので本命はパンではない、のかな。
いやいや、パンたちのクオリティも相当高かったです。
パン リベルテ(1/8) 450円
お店の名前がついているパンはやっぱり試してみなくちゃ。フランス製粉会社ムーラン・ブルジョワ社の小麦粉と北海道産の小麦を石臼で丸ごと製粉した小麦粉、そしてセーグル粉(ライ麦粉)の3種をブレンドしてあるカンパーニュです。
ルヴァン酵母とはちみつなどで低温発酵させた生地をじっくりゆっくりと時間をかけて焼き上げられたパンはライ麦入りでも酸味が少なくて噛めば噛むほど甘さが出てくる。
このままでも美味しいけど、サンドイッチにしたら更に美味しいだろうなー。というわけでカジキとレタスでサンドイッチにしてみました。これはヤバい。パンが美味しいとサンドイッチのクオリティ、相当高くなります。
ミュースリー(1/8) 350円
これはもう絶対好きなやつです。バゲット生地にローストしたクルミ、ヘーゼルナッツ、グラノーラ(ひまわりの種、ゴマ、亜麻仁、オーツ麦)が贅沢に練り込まれている香ばしいパン。
生地はパンリベルテと同じくムーラン・ブルジョワ社の小麦粉と北海道産の小麦をブレンド。ライ麦粉は入っていませんが、その分たっぷりのナッツとグラノーラで風味が抜群。
こちらも噛み締めて噛み締めて味わう。あー、これとチーズでもあったらワインが美味しいだろうな。
クロワッサン 320円
強気価格なクロワッサンに一瞬怯みましたが、大きさもかなりのものです。
断面を見るとわかるように細かな層で軽い仕上がりになるクロワッサンとは違い中はもっちりとしてしっかりパンを食べている感覚の味わえるクロワッサンです。バターはフランスの発酵バター、レスキュール。昨日のパティスリーたちにはイズニーが使われていたところを見るとそれぞれ種類によってバターを変えているこだわりっぷり。
外側はもちろんパリっと仕上がっていますが、中のもちっと具合がちょっと癖になるクロワッサンでした。
最後にバゲットサンドイッチを。他にも「カレー風味のフムスと季節野菜」「アボカドバターと赤玉ねぎ」「チキンとオレンジ」がありました。全て同じ価格。
この組み合わせは絶対に間違いなし。購入して家主のランチに食べてもらったので実際に私は頂いてないのだけど。具材の組み合わせが絶妙だったそうです。バゲットはかなりハードで相当な咀嚼力を要したらしい。
さすがはパリの人気店。パティスリーもブーランジェリーもどちらも本命、でした。それにしてもパリのお店が世界進出の第1号に日本を、しかも吉祥寺を選んでくれたことがなんだか嬉しい。パリ10区というところが、パリの中でどういったポジションなのかは知らないけれど。もしかしたら東京で言う港区や渋谷区ではなく、世田谷とか武蔵野市な、雰囲気なのかな。
日本2号店は京都と決まっているみたいだけど、ぜひ3号店には横浜を選んでほしいな。
リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー
0422-27-6593
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-3
1F ケーキ、パン販売: 9:00〜19:00
(土日祝 8:00〜19:00)
2F カフェ: 9:00〜19:00
定休日 月曜日
http://libertejapon.com
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