銀座鹿乃子本店がつい先日閉店したことを知りました。昭和21年創業。敗戦の翌年から74年に渡り銀座の甘味を支えてきたお店の閉店。
何て言うかもう、やりきれないことが続きますね。ここの鹿乃子をお土産に買ってきてくれる母の顔が浮かびます。
今は銀座三越、もしくはオンライン、そして催事での販売となった鹿乃子ですが、早速横浜へ来てくれました。(横浜高島屋9/8まで)
あんみつや箱入り姫かのこもある中で、今回私が選んだのは、大粒の花かのこ。
上から時計回りに
虎豆・青豌豆・小倉・栗 花かのこ
(栗小倉 580円(税抜) 虎豌豆 480円(税抜))
花かのこは、国内産にこだわりそれぞれの豆に寒天を絡めて色とりどりの菓子に仕上げた、防腐剤や保存料をいっさい加えない無添加和菓子。
素朴なお菓子なのに、上品さを失わないところが銀座のお菓子らしい。素材の風味を生かした、とても優しいお味です。
こんな和菓子を愛してきた銀座の文化が、どんどん変わってしまおうとしている今。自分だってもう今年に入ってから銀座に足を運ぶことが出来ていませんが、何とかどうにか出来ないものかと思います。
銀座の賑わいを、東京の輝きを、失わないためにも、私は銀座の味を応援し続けたい。
✔️銀座鹿乃子
http://kanoko.la.coocan.jp
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