今東京で最も予約の取れないフレンチレストランのひとつと言われるフロリレージュ。クリスマスイブ前日のランチに奇跡的に予約が取れたらしく、初訪問。
コの字型のオープンキッチンを囲むようにカウンター席が広がっていて目の前で調理されたものがそのまま運ばれてくる斬新なスタイル。
青山のレストラン Florilege｜フロリレージュ
(こんな感じです。上手く写せなかったので写真お借りしました)
今年もミシュラン二つ星、そして2017年版「アジアのベストレストラン50」にも選ばれています。なんだかまるでグランメゾン東京、な世界。
ランチもディナーもコースはおまかせの一種類のみ。この日のランチはこのコースです。メニューだけではなんだかよくわからない。これにアルコールのペアリングをつけました。
最初はシャンパンから。
そしてお料理は、なんと焼芋！！
びっくりですが、これがまた美味しい。もちろんただの焼芋ではなく、ペーストにしたさつまいもを焼芋に見立てて作られています。
茄子とカニと春菊を合わせた前菜には、日本酒。カレーソースがかなり規格外な味を演出しているこの一品には白ワインではなく日本酒を合わせてくるのがさすがな感じ。
ここで合わせるパンは、酒粕の蒸しパン。ほわっほわです。
そしてまたまた驚きが。フロリレージュのスペシャリテのひとつでもある、経産牛を使用したサスティナビリティ料理には、カクテル。
ほんのり味噌で塩味をプラスした、お茶の香り漂うカクテルが絶妙。
トリュフ、椎茸、そしてバッカスチーズの茶碗蒸しがスープ仕立てになったこの料理には、燻したような香りが特徴の赤ワイン。この香りと香りの組み合わせ、上級者じゃないと選べない感じ。
メインの『分かち合う』
この日は鹿肉でした。鹿肉には濃厚な赤ワインを。臭みが全くないまるで牛肉のような鹿肉。赤ワインソース、岩塩、以外にマロンペーストと合わせる斬新さ。
一緒に提供された鹿肉のコンソメに鹿肉のひき肉を茄子で巻いた鹿づくしの一品。食材は余すところなく使用するのが礼儀、といった感じでしょうか。
デザート一品目が『リンゴ』
二品目が『アマゾンカカオ』
どちらも絶品です。
最後に金柑を頂いてコース終了。2時間の夢のようなランチタイムでした。
とにかく予約が難しいみたいですが、1度体験するとまたリピートしたくなる人が大半だと言うのも頷けます。
斬新・洗練・繊細。
そんな東京を代表するフレンチレストラン、フロリレージュでした。
✔️Florilège(フロリレージュ)
〒150-0001東京都渋谷区神宮前2-5-4 SEIZAN外苑B1
03‐6440‐0878
12:00~13:30（L.O.）18:30~20:00（L.O.）
https://www.aoyama-florilege.jp/
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