1888年創業なんと130年の歴史をもつ老舗パン屋さん。ここは今の食パン、なるものを日本で初めて販売した食パン発祥のお店です。今でも毎日のようにレジには行列が出来ている、パン好きにとっては聖地のような場所。
お休みの日の午後、ウチキパンのレジ行列は相当なものでした。あまりに混んでいたので今回はとりあえず三点だけをなんとかトレイにのせて購入。
食パンゴールド 300円
横浜港開港後にたくさんやってきた外国人のためにイギリス人がパンを販売しはじめ、そこで働いていたのがウチキパン創業者。その当時から作られている食パンは『イングランド』という所謂イギリス食パン。その後一般の日本人向けに販売されたのがこの『ゴールド』だそうです。
イーストがなかった時代、ビール作りで使われていたホップを酵母に使い作っていたのが始まり。それもビール工場を当時から持っていた横浜ならでは、です。
一口食べてなんだかものすごい、懐かしさを感じるパン。特別な産地の牛乳だとか、ブランドの小麦だとか、そうゆうのではなくて、とてつもなく懐かしい、それでいてスーパーの食パンとはクオリティの全く異なる食パンの味。
小倉あんぱん 170円
形がいびつになってしまったのは私の持ち歩き方が悪かったからです。もともとはまん丸でした。
ウチキパンの酵母生地には餡がとても合うと聞いていたのでぜひ食べたかった一品。これまた懐かしのあんぱん。昭和の味がする。
ミルクパン 170円
『やさしくなつかしい母に抱かれた昔を思い出します♪』と書いてありました。
卵、ミルク入りのフワッとしたパンに砂糖コーティング。確かにお母さん、って感じがする。優しい甘さです。
今回のウチキパンの購入品はどれも特別な感じは一切しないのだけど、130年人々から愛されるって特別なパンではなく普通のパンだからなのですね。
今回は焼き上がり時間と合わずに買えなかったけど、次はイングランドとシナモンレーズンという二種類の食パンに狙いを定めて、どちらも人気の商品なのでちゃんと焼き上がり時間リサーチした上で出かけたいと思います。
ウチキパン
045-641-1161
神奈川県横浜市中区元町1-50
9:00~19:00
定休日 月曜日(祝日の場合は火曜日)
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14001139/
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