ツレヅレ食ナルモノ

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KOFFEE MAMEYA @表参道 バリスタが自分に合った美味しい珈琲豆を選んでくれる新感覚の珈琲豆専門店

タイトルのスペル、間違っているわけではないのです。COFFEEではなくKOFFEE。ここは少し変わった珈琲豆専門店。

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裏参道ガーデンのすぐ近く、一見するとお店なのかどうかわからないようなおしゃれな日本風家屋に、その珈琲豆屋さんはあります。外国人の方がひっきりなしに入っていく。なんだろうと覗いてみたのがきっかけ。

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店内にはカウンターだけ。その背面に珈琲豆がずらり。3名のバリスタさんが、順番にカウンセリングしているかのよう。並んでいる人たちは自分の番が来たら自分の珈琲の好みについてまずは話を聞いてもらうのです。

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そしてバリスタさんがそのヒアリングから適した豆を提案してくれます。その場で珈琲を一杯淹れてもらって飲むことも出来るし、豆だけ購入して帰ってもOK。私はこの時すでに珈琲を飲んでから伺ったので、豆だけ購入にしました。

私の好みは、深煎りで苦味とコクはしっかりとあって酸味はないものがよい。淹れ方はネルドリップ。と伝えると提案してもらったのが二種類の豆。

よくみるとロースターのお店の名前がそれぞれ入っています。あれ?焙煎はここでしていないの?何の前知識もなく伺ったので知らなかったのだけど、ここはバリスタさんのお店。珈琲を淹れるプロフェッショナル。だから焙煎はあえてしていないのだそうです。

「僕らには“バリスタの延長線上にロースターがある“という考え方があまりフィットしていなくて。育てるプロ、焙煎するプロ、淹れるプロ。各々がその道のプロであるから、敬意を払う意味を込めて、あえて焙煎はしていなんです。」

www.and-kalita.com



なるほどーーー。

接客をしてくれたバリスタの方が、すべてフレッシュな状態のものだけを販売しているけれど、実は焙煎仕立てよりも1週間程たった状態の方がベストな味が出せるのだと教えてくれました。

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今回購入したのはグァテマラのロスオリボスのもの。ロースターは豆香洞コーヒーさん。マツコの知らない世界にも登場していた焙煎世界チャンピオンの後藤直紀さんのいるロースター。ロースターの名前がわかるならそこから買えば良いのでは?なんてちょっと思っちゃったのだけど、コーヒーを淹れるプロから購入することのメリットはそのあとしっかり感じることに。

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バリスタさんがこのようにレシピを書いてくれるのです。私が普段どのような珈琲の淹れ方をしていて、どのくらい珈琲を淹れることに時間をとれるのかを確認してから、この豆を私が淹れる時にベストな水の量、時間、温度を教えてくれました。

豆量×16。
これが私が飲みたい珈琲のベストな湯量だそうです。これまで豆24gにたいして湯量300mlで抽出していたのだけど、384mlの湯量がベストバランスなんだって。

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早速帰宅してからそのバランスで淹れてみたら、お、美味しい。私はとにかく苦いのが好きだから濃く淹れたら美味しくなると思っていたのだけど、このバランスで淹れたらしっかりと苦味は出るのに後味がスッキリ。

家主に言わせるとこれまでの淹れ方だと、ずっと口の中にえぐみが残っていたそうで、それが今回はなくて美味しい、のだそう。

いやー、珈琲を淹れるプロから教えてもらったことはとても重要なことでした。

この豆は150gで1,950円。後日近所のコーヒー豆屋さんでほぼ同じ産地、同じ品種の豆を購入したら200gで1,080円。表参道では授業料も込みだったのよね、きっと。

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そしてまた表参道へ出かけた時には、KOFFEE MAMEYAさんへ寄って珈琲を淹れることについての新たな知識を盗もうと思います。初めての場合、とにかくオシャレな佇まいと外国の方の多さに一瞬戸惑うと思うけど1度覗いてみる価値、ありますよ。


KOFFEE MAMEYA
営業時間10:00-18:00
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目15−3
http://www.koffee-mameya.com/

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