クイニータタン 1個 450円
先日カフェでの芸術的なパフェをご紹介しましたが、隣のパティスリーにあるここの名物がこのクイニータタンです。本当はこれを買いに行って、カフェにも吸い寄せられてしまったわけでした。
なんてかわいいドーム型。フィリップ・コンティチーニさんの見た目へのこだわりって面白い。ここはパウンドケーキだってこの形をしているのです。なんかコロンとしてチュルンとしてツヤっとして、たまらなく愛しくなりますね。
二個購入するとこのサイズの箱に入っています。常温で持ち歩けるので手土産にもいい。箱も袋もスタイリッシュだしね。銀座で手土産に悩んだらぜひ。銀座のここにしかないのも魅力的。
こんな風に整列して入ってるのもかわいらしい。ぴったりサイズの箱だから多少斜めにしちゃったって崩れない。年末で電車も混み混み、ぐちゃぐちゃになったかも、と心配したけれど家に帰ってきてもきれいに並んでくれていました。
クイニータタンとは、『クイニーアマン』と『タルトタタン』のハイブリッドスイーツなのです。一世を風靡したクイニーアマンとずーっと昔から人気のタルトタタン。いいとこ取りなのです。
生地がクイニーアマン、そして中はタルトタタン、なイメージです。表面はパリっとキャラメルのような感触で、中はしっとり煮詰められたリンゴ。
このクイニーアマン、外側はパリっとしているけれど中はしっとり。ちょっと歯につくけれど、家で食べるのにそんなこと気にしません。
型に生地と砂糖とバターを入れ煮込むようにして焼き上げるからカラメルみたいになるのだそうです。
中のリンゴはこんなに薄くスライスされているの。甘さ控えめでりんごの酸味がしっかりあるからクイニーアマンのバターたっぷりの甘さとマッチするのです。
クイニーアマンを食べたな、というよりちょっと斬新なタルトタタンを食べた、という印象です。
PHILIPPE CONTICINIさんは、フランスガストロノミー界でも有名な方だそうで、先日のパフェのサーブ方法だってこれまでの日本のカフェにはないやり方だし、パティスリーもとにかく美しく、優れたテクニックを駆使して作り上げられるものばかり。
ガストロノミーってフレンチレストランに対して使う言葉だと思っていたけれど(ロブションみたいに)そうではなくて、『美食』につながるすべてに対して言える言葉なのですね。
それにしても、近頃お店の名前にフランス名が多すぎてわけがわからない、と家主にぼやかれます。確かに、フィリップ・コンティチーニさんは、特に発音しにくい。
フィリップ・コンティチーニ 銀座店
03-3289-4011
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX B2F
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13207538/
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